交渉スキルがあれば、一生得をする。
僕は、交渉が大好きです。 なぜなら、交渉ができるとあらゆる場面で得をするからです。ドンキ時代も色々な交渉術を研究し、小さな商談から大きな取引に最大限活かしました。
交渉とは、「相手と特定の問題について話し合う事」と辞書にありますが、ことビジネスにおいては、「自分の望む結果に導く」ことが重要です。
ビジネス面でいえば、
自分より大きな会社と組む。商品を独占で契約する。他社より原価を下げて仕入れ、売価で勝負する。などなど。
私生活では、
車や家を安く買う。特典を付けてもらう。延滞料や不必要な会費などを(円満に)払わないように処理する。などなど。
交渉力は、本当に一生得をすることができる素晴らしい力なので、磨いておいた方がよいです。
例えば、僕は家を買うとき、数百万円の値引きをし、家具も全部つけてもらいました。車も相みつ取った上で、30万円値下げし、オプションを色々つけてもらいました。 電化製品を買うときのレベルとは桁が違いますね。交渉しないと損とすら言えます。
大きな買い物のときは、あえてこれ以価格が下がらないなというところまで交渉して、では代わりにこれをつけてくださいという戦略は結構有効です。
逆に、多くかかるものを少なくするという交渉もあります。代表的な例が家賃交渉ですね。
先日はタクシーで約20,000円かかるところを半額の10,000円で帰りました(それでもタクシーで10,000円はもったいないですが(/ω\)。)
タクシーで値下げする人ってあまりいないと思いますが、普通にできます。僕は遠距離で乗るときはよく交渉します。 ポイントは、先にここまでなら下げられるだろうという価格を決めて交渉してから、乗ることです。
始めに決めているので、どんなに金額がかさんでも後から請求されることはありません。
さて、せどりにおいても「交渉」を駆使すると、確実に利益が増えます。
せどりにおける交渉の価値
価格の値引き
身近なところで言うと、値引き交渉があります。 もう少しなんとかならない?とかいうアレです。
僕はこんな言い方はしませんが、相手のタイプや価値観、役職、相手にとってのメリットを把握し、それらにマッチしたやり方を選択します。
純粋に、値引きができると利益が増えます。 もしかなり流通している商品で「あと1000円安かったら仕入れ対象なのに~」というときに2000円下げることができれば、ライバルが仕入れない基準のものを仕入れられ、多少の値崩れにも対応できたりします。
スキルが高い程、大きな値引きが可能です。
おひとり様1点限定
よくあります。複数欲しいのに、ひとつしか買えない。せっかく仕入にきたのだから効率的に行きましょう。これもほとんどは、いくつも買えることが多いです。
まずは、ダメ元でいいので聞いて見るという行動が重要です。お店側も在庫が表示以上にあることが多いので、実は買ってもらえてありがたいと思っているというケースも多いです。
お取り置き不可
人気商品になるほど、取り置き不可ですね。取り置きは電話での問い合わせが多いので、さらに難易度が上がります。しかし、これも持っていき方次第で「今回は特別に・・」というケースになることも多いです。
色々な方法がありますが、今から取りに行くのでなんとか!と力強く言うとかなり効きます。お店側にとって、取り置いたのに来ない(つまり本来売れたはずなのに売れなくなる)というのが最大のリスクだからです。
始めは絶対無理と電話口で言われた案件も、最後には今回特別に。。となるケースも多いですよ。諦めないで交渉してみましょう。
他店の在庫を知ることができる。
店舗せどりの場合、希少品を探す時に、1店舗ずつ在庫を問い合わせないとわからないこともあります。また、多店舗展開している店舗に、他のお店の在庫をストレートに聞いても教えてくれないということも多いので、一気に全店の在庫を調べてもらって〇〇店にありますよ!と教えてくれる方向に持っていけると、すごく効率的になります。
この場合、急ぎで必要なので、どこかのお店にないでしょうか?と相談する形にするのが効きやすいです。理由も付けられたらベターですね。 お店の人は、困っている人に頼られると協力したくなります。
他にも、僕は駐車料金や配送料無料にしてもらったり、シークレット情報(人気商品の入荷時期や時間など)を引き出すなど、多くのメリットを享受し、差別化を図っています。
交渉術のポイント
ケースごとにそれぞれポイントがありますが、
共通する大前提として重要なのは、「相手の立場に立ち、お店側のメリットも考えること」
例えば、売れ筋商品をたくさん買うから安くしろと言われても、売れるのに値下げしたらお店は損してしまいます。そのような理由では、断わられやすいです。
「〇〇(理由)でたくさんほしいのですが、予算が〇〇(金額)までなので、この価格で売ってもらえませんか?」と相談してみたり、お店側が売りたいものを一緒に購入することで交換条件のような形をとったり、競合他店との価格比較を訴える、などやりようはたくさんあります。
逆に、お店が早く処分したいものがたくさんあった場合、「〇〇円(金額)にしてくれたら全部買いますよ」等の交渉は、お店側のメリットと合致するので有効だったりします。
WIN-WINというやつですね。相手のメリット、考えてみましょう!
日常積み重ねたら、生涯何億円の得をするか。わかりません。 もちろん、お金だけではないですよ。
交渉術は、仕事だけでなく普段の人間関係や恋愛でもつかえますよ。タクシーの例のように小さなことで日常から練習するとよいですよ。
ぜひ、やってみてください。
お読みいただき、ありがとうございました。
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